コンプライアンス違反の事例の原因の主なもの
コンプライアンス違反の事例に見られるその原因
- 実績を最重要視
- チェックがききにくい事業体制
- 転職が頻繁
- 当事者意識の欠如
宅地建物取引業における具体的事例
コンプライアンス違反、又はその疑いのあるもの
- 会社の物品の私的流用
- 会社の機器の私的使用
- プライバシー情報の軽視
- 営業情報の安易な取扱い
- 業務データの自宅持ち帰り
- 物件チラシへの不適切な記載
- 将来環境についての安易な説明
- ローン利用のときの不適切な取扱い
- 収受した金銭の扱いの独自判断
- 媒介業者による買主の独自決定
コンプライアンス上、適切、又は問題がないもの
- 購入依頼顧客の利益優先
- 顧客の個人情報の慎重な取扱い
- メール送信時の慎重な対応
- 顧客からのメール受信時の慎重な対応
- 産休予定社員への予定確認
- 業務を考慮した有給休暇申請
- リフォーム会社からの紹介料の会社受領
- 賃貸借更新事務における借主への差押え登記の告知
- 税金についての説明~注意)税理士法の例外として、媒介業務に付随してその取引上生ずる税金について行う場合に限り、税金の説明をしても良いとされているが、踏み込んだ相談については、税理士への相談を促すべきである。
- 成年後見制度利用のすすめ
上記引用:宅地建物取引士の使命と役割
宅地建物取引士 講習テキスト【別冊】
(公益財団法人 不動産流通推進センター)